2010年09月21日

書籍のみの書店は縮小均衡でこのまま行けば1万店になる

 書店の中で利益が出ているのは、文具やおもちゃ、雑貨などを扱うヴィレッジヴァンガードコーポレーションという会社です。利益率は書店の中では10%と飛び抜けています。それ以外の書店は良くても経常利益率は2%程度、大半の書店は大規模店舗を抱えていても1%以下で赤字の書店も多いようです。

  要するに単純に本だけを販売する書店は、いまのままでは生き延びる術が見つからないということでしょう。利幅がほぼ均一の書籍だけを扱う場合は、利益を上げるのがとても難しいことが想像されます。書籍も扱い、もっと利益率の高い別のカテゴリーの商品も同時に扱うことで全体の利益を上げていくしかなさそうです。

 再販制度の書店業という形態が成熟化しています。ランチャスターにもあるように、成熟化した場合はギフトセット戦略が有効です。書籍だけでなく、他の製品と抱きあわせて販売することで、リアル店舗の存在価値を示すしかないようです。というより、書籍の販売も利幅の高い書籍があればもっと利益率は高くできるはずなんですけどね。


◆書店の売上高・経常利益率をグラフ化してみる(2010年9月更新版)[Garbagenews.com]
2010.9.19
http://www.garbagenews.net/archives/1528710.html

◆書店数、確実に減少中…書店の減り具合をグラフ化してみる[Garbagenews.com]
2010.8.13
http://www.garbagenews.net/archives/1491512.html

◆ヴィレッジヴァンガードコーポレーション
http://www.village-v.co.jp/


 


タグ:書店
posted by @jink0222 at 22:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 出版社・書店動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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