2010年09月27日

シャープのXMDFがガラパゴスでも生き延びる道 #denshi

 「EBook2.0 Forum」に掲載されたアンチXMDFの記事。XMDFの問題点がよく整理されています。はたしてXMDFの企画広告や提灯記事と思われる記事の費用は「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」の予算から出されているのでしょうか。

  この記事がみているところは最後の見出しにある

EPUB=Webから遠ざかれば出版社は最初で最後のチャンスを逃す

というところでしょう。将来的にWebにアップされたコンテンツは、そのままEPUBに変換してダウンロード可能になり、そこにコンテンツ・ホルダーのビジネスがあるということではないでしょうか。

 ただ問題として、今年に入って電子書籍を巡る話題は加速度を増していて、EPUBの日本語仕様が普及するまでマーケットがEPUBを待てるのかということがあります。XMDFが先に普及すると、あとからやってきたEPUBがたとえ世界標準であっても勝てるとは限りません。

 また、シャープが本気になってこの記事にあるEPUBのメリットと同等のものを、XMDF環境でフリーとして提供すれば、日本ではEPUBに勝ち目はない可能性もあります。WebにあるCSS/XHTMLコンテンツも適切な変換エンジンさえあれば、同じようにXMDFの電子書籍にすることは難しくないでしょう。シャープがXMDFを完全フリーにして、ビジネスモデルをバックエンドで構築する方法を選択すれば、ファイルフォーマットとして

XMDF vs EPUB

の構図はまだまだ当分続きそうです(.bookも隙を狙っている?)。


◆XMDFの不幸:さびしい標準[EBook2.0 Forum]
2010.9.25
http://www.ebook2forum.com/2010/09/xmdf-for-standard-for-what/

 
 


タグ:XMDF
posted by @jink0222 at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ファイルフォーマット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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