次世代XMDF対応の端末は2種類あり、
モバイルタイプ 5.5型(1,024×600ドット)
タブレットタイプ 10.8型(1,366×800ドット)
が用意されます。5.5インチは文庫本より一回り小さいサイズですが、携帯端末としては使いやすいサイズかもしれません。電車内で電子書籍を読むには手頃なサイズでしょう。
サービス開始時はXMDFのみです。将来的にはHTMLやPDF、EPUBに対応することになっていますが、日本で売れているKindleの用途が自炊本であることを考えると、自炊本に対応することは急務でしょう。できればソニーのReaderのように、拡大機能を強化させ、マージンをカットする機能は欲しいところです。Kindleより安ければ、日本でのKindleのマーケットを奪うこともできます。
まず、自炊用端末として普及させ、XMDFコンテンツをその上で展開していくのが近道ではないでしょうか。XMDFだけでは、来年度の早い時点での100万台は厳しいかもしれません。XMDFコンテンツが当初3万しかないのに、端末を100万台売るには魔法でも使うしかないでしょう。そんな魔法のような方法があれば、是非見せて欲しいものです。
◆第1弾 電子ブックストアサービスを12月よりスタート[シャープ/ニュースリリース]
2010.9.27
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/100927-a.html
◆“GALAPAGOS”で世界を目指す--シャープ、電子書籍サービスと新端末を発表
2010.9.27
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20420550,00.htm
◆その名も「ガラパゴス」 シャープの電子書籍端末、12月に発売[ITmedia]
2010.9.27
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/27/news041.html
◆シャープが12月に電子書籍サービス開始、専用端末と同時発売[ロイター]
2010.9.27
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK044584520100927
◆「目の付け所がガラパゴスだね」 シャープが電子書籍端末「GALAPAGOS」発表[サーチナ]
2010.9.27
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0927&f=business_0927_167.shtml