コンテンツは原則的にWebブラウザで閲覧します。コンテンツはクラウド上のサーバにあり、その都度サーバにアクセスして閲覧するようになっています。PC専用のビューワーアプリとして、「Google eBooks Web Reader」が用意され、iOSやAndroid上でも専用ビューワーアプリが用意されるようです。もちろん読みかけのページやしおりは、ユニバーサルに対応。ただしアマゾンのKindleには未対応です。
Google BooksはもともとスキャンしたPDFが主体のサービスでしたが、日経の記事によると
多くの書籍について、書体、フォントサイズ、行間などを設定することが可能
と書かれているので、有償コンテンツについてはEPUB形式になっているかもしれません。サービスが遅れたのは、PDFからスキャンしテキストを取り出しリフロー形式に変換していたためかもしれません。
また、DRMにはAdobeのContent Server 4を使用。マイコミの記事には
Adobe Digital Editionsによる電子ブックリーダーに対応しているため、オフラインでの読書も可能
とあるので、Adobe製のビューワーではコンテンツをダウンロードしてオフラインでの閲覧が可能かも知れません。まあそうはいっても、日本語での閲覧はどうなるのか、先は全く見えません。EPUBを採用するのであれば、日本語でのサービスは少し先になりそうです。
◆Google ebookstore
http://books.google.com/ebooks
◆Google(グーグル)、電子書籍販売サービスを米国で開始[サーチナニュース]
2010.12.08
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=1208&f=business_1208_031.shtml
◆Google、電子書籍市場でAmazon、Appleに挑む[ITmedia (ブログ)]
2010.12.08
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/08/news015.html
◆Google、電子書籍販売サービス「Google eBooks」を開始[日本経済新聞]
2010.12.07
http://s.nikkei.com/hr92W9
◆米Google、電子書籍サービス『Google eBooks』開始 - iPhoneアプリも[マイコミジャーナル]
2010.12.07
http://if.journal.mycom.co.jp/news/2010/12/07/008/
◆米アドビ、グーグルに電子書籍コンテンツ保護ソリューション「Adobe Content Server」を提供[日本経済新聞]
2010.12.07
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=268299&lindID=1
◆Google adopts Adobe eBook DRM[Adobe Digital Publishing]
2010.12.6
http://blogs.adobe.com/digitalpublishing/2010/12/google-ebooks.html