2012年03月06日

悩ましきオーガナイザでの実機認証

 Xcodeでアプリを作成した後、iPhoneやiPadの実機にインストールして実際の動作を確かめる。iOSシミュレータで動作しても、実機にインストールできなければiTunesにアップしてもエラーになってしまうからだ。実機へのインストールはアプリ作成の必須ワークフローである。ところが実機にアプリがインストールできないという問題が起こってしまった。実機にアプリがインストールできないとプレゼンもできないではないか。

  実機へのアプリのインストールには、iOS Developer Programへの申込は不可欠で開発用のプロファイルを作成しておく必要がある。開発用のプロファイルを作成してアプリに割り当てればそれでOKかというと、そんなことはない。さらにアプリをインストールする実機の40桁の固有識別子をiOS Provisioning Portalに登録しなければならない。

 昨年はiOS Provisioning Portalにデバイスを登録すればそれでよかったと記憶しているが、実際にはそれだけではなく実機の認証が別途必要になる。単なる記憶違いで昨年も実機の認証は必要だったかもしれないのだが、最初にすればあとはあまり関係ないので、本当のことを言うとあまり覚えていない。

 さて、実機の認証はXcodeのオーガナイザで行う。実機を接続してXcodeを立ち上げデバイスで接続した実機を選択する。実機の右のボタンがグリーンになっていれば、その実機は認識されていることになるが、オレンジだと未認証ということになる。

120306-X01.gif
*Xcode 4のオーガナイザのウインドウ。実機が認証されていれば、上のようにグリーンのボタンが表示される。オレンジ色だと未認証となり、実機にインストールできない。

 未認証の場合、たいていは「Summary」に

Use to Development

というようなボタン(言葉は少し違うかもしれない)が表示されるので、それをクリックすると、iOS Provisioning Portalに接続して登録デバイスかどうかを確認する。確認できれば、ボタンがグリーンに変わって、アプリのインストールが可能になる。赤になったことはないので、赤というモードがあるかどうかはわからない。

 普通はこの2つの工程で実機のインストールは可能になる。つまり、iOS Provisioning Portalでの登録とオーガナイザでの認証である。ところが、iOS Provisioning Portalに登録してあるデバイスなのに、オーガナイザで認証できないという「事件」がおこった。オーガナイザからiOS Provisioning Portalに接続すると、タイムアウトしてしまうのである。認証以前で拒否されてしまうのである。

 そのiPadは以前はアプリをインストールできていた。つまり登録デバイスとして認証されていたのである。できないとすればiPadが壊れたのかと思うしかない。仕方がないので、とりあえずiPadを復元。しかしそれでも駄目。今度はiTunesを再インストールしろというではないか。仕方がないので、iTunesも再インストール。しかしやはり結果は同じ。サーバに接続しようとしても、タイムアウトして認証できないのである。

 別のiPadを接続。それも駄目。いずれもiOS 5.0.1なので最新バージョンである。そこでもう一台のiPadを繋ぐ。そうするとそのiPadは簡単にiOS Provisioning Portalに接続して認証された。Appleのサーバに接続できないという問題ではないらしい。それでは、iOS Provisioning Portalに接続して認証できるiPadと接続できないiPadの違いはなんだろうか。

 原因はオーガナイザにあった。正確に言うと、オーガナイザのバージョンである。接続できたiPadはXcode 4のオーガナイザで認証したことがあるということだった。接続できたiPadは、別のMacintoshだがそちらではXcode 4で認証していたのである。そこでXcode 4のオーガナイザを開いてデバイスを認証すると、いままで接続できなかったiPadデバイスは簡単に認証されるではないか。

 マシン環境にはXcode 3.2.6とXcode 4.2がインストールされているが、アプリの作成にはXcode 3.2.6を使っている。そのままXcode 3.2.6のオーガナイザを使うと、デバイスは認証できないのである。iPadがiOS 5.0.1だから、Xcode 4で認証しなければならなのか、Xcode 4をインストールしてしまうと、Xcode 4のオーガナイザでしかデバイス認証ができなくなるのかはよくわからない。

 実機デバイスが認証できない場合、とりあえずそれだけのためにXcode 4をインストールするのも仕方がないかもしれない。Xcodeも4.3がダウンロード可能で、そのうちXcode 3.xは使えなくなるかもわからない。どこかでXcodeも4.xにシフトするしかなさそうだ。


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posted by @jink0222 at 20:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | SakuttoBook日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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