2012年07月10日

日本語に最適化されていないiBooks Authorを使いこなすセミナーやります。

 iBooks Authorは今年(2012年)の1月に発表されて、無料でMacintoshのApp Storeからダウンロードできる電子書籍作成ツールです。3月7日にアップデートされるて1.1となっています。電子書籍といってももともとは教科書をターゲットにしたオーサリングツールですが、動画やビデオを簡単に取り込める他、Dashcodeを使えばアプリも取り込むことができる優れものです。そのiBooks Authorのセミナーを開催します。

  ただし現在の日本語環境ではいくつかの足枷があります。足枷というのは

日本語ではiBookstoreで販売できない
縦組に対応していない
ルビが指定できない


あたりがiBooks Authorの大きな弱点です。iBooks AuthorからiBook用に書き出したものは、iBookstoreで販売しなければなりません。その後、PDFとテキストの書き出しは対象外なりましたが、iPadのiBooksで読める「.iba」形式のファイルはiBookstore以外では販売不可となっています。ただし実際にはアップルからの一方的なアナウンスでしかなく、拘束力はないといわれています。

 日本語のついてはもともと日本語対応のオーサリングツールとはいえません。日本語フォントが使えるというだけと理解した方がいいでしょう。縦組やルビだけでなく和欧間(和文と欧文を混植するときの、テキストの間隔)のアキも指定できません

 というわけで、現在のiBooks AuthorはInDesignやQuarkXPressのようにレイアウトできませんが、iBooks Authorのメリットは作成したドキュメントを

iPadのiBooks

で表示できることです。これはInDesignやQuarkXPressではできません。何と言ってもにiBooksがインストールされていないiPadを探すのは難しいでしょう。そして、iBooksではインタラクティブなコンテンツを簡単に再現できるのです。

120710-01.gif

120710-02.gif

120710-03.gif

120710-04.gif

120710-05.gif


 iBooks Authorにはまだまだ使いにくい部分があります。しかしiPadで手軽にインタラクティブコンテンツが作成できます。いずれバージョンアップすれば、日本語の対応も進むでしょう。iBooks Authorは表現力の点では大きな可能性を秘めています。iBooks Authorを活用するには、まず現在の機能でどこまでできるのか、そしてどれができないのかということを知ることが重要です。

 そこでiBooks Authorの基本を徹底して解説するセミナーを開催します。テキストの段落設定や目次の作成方法など「本」として必要な設定ができていなければ、ウィジェットなどのインタラクティブや機能を活用しても、品質は劣化します。誤字脱字の多い書籍が劣化しているようにです。



 というわけでセミナーでは次のようなことを解説します。

□ テキストをボールドにしても太らない理由とは
□ テキストの文字組みはどこまでできるのか
□ 属性を指定できる文字スタイルの作成方法
□ テキストボックスをプレースホルダにするメリットとは
□ オブジェクトを横向きと縦向きで使い分ける方法
□ 画像だけを別ウィンドウで表示する方法
□ 画像のインラインとフローティングの違いとは
□ 塗りつぶしにパターン画像を貼り込む方法
□ チャプタ番号とセクション番号テキストを変更する方法
□ 解像度を保持して使えるPDFを書き出す方法




◆基礎から学ぶiBooks Authorの作成と配信
〜iBooks Author 1.0.1でするウィジェット、段落設定から目次構成まで〜
http://bit.ly/MeW9LI


◆iBooks Authorの使用許諾契約書、法律違反の懸念を招く
http://bit.ly/NmcNqd

 


タグ:セミナー
posted by @jink0222 at 16:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | iBooks Author | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック