2012年07月12日

iBooks Author 販促用コンテンツ動画アップロードされる

 YouTubeでiBooks Authorの動画を見つけました。紙で印刷していたパンフレットや商品カタログをiBooks Authorで作成し、そのサンプル書類を動画にしたものです。iBooks Authorの日本での活用方法は、限定されています。iBookstoreにアップロードできないため、電子書籍を作成して販売するというより、iPadでクールなコンテンツを作成して、プレゼンテーションに使うということは現実的かもしれません。

  動画は1分21秒という短いもので、名古屋にあるオフィスシードという会社が作成したものです。ここで使われているiBooks Author書類は実際に使われているものというより、プレゼン用のサンプルのように見えますが、iBooks Authorのインタラクティブな操作がわかりやすくまとまっています。ウィジェットの中の動画、ギャラリー、インタラクティブなどをうまく使っています



 iBooks Authorの弱点は文字組みとページ送りです。ページ送りはどうしようもありませんが、文字組については最初からiBooks Authorで作成せずに、別に作成したドキュメントをPDFや画像にしてページ全体に貼り込み、その上にウィジェットを重ねるという使い方もあるでしょう。基本的に画像ベースで作成すると、レイアウトの自由度は高くなります。縦向きと横向き兼用にせずに、横向きだけのレイアウトにすればいいのです。それだけで表現範囲は大きく広がります。

 店頭などにおいてパンフレットやカタログ代わりに見てもらうには、動画のファイルサイズが大きくなってもあまり関係ありません。画像もRetina以上の解像度を用意してディテールを反映させることも可能です。

 ソフトバンクの孫社長によると

6万社がiPadを導入

していてiPadの大口採用も少なくないようです。たとえば「ANAは客室乗務員の乗務マニュアルとしてiPadを6000台、LIXILは約500冊分の商品カタログの代わりに6000台のiPadを導入」ということなので、iPadが業務で使われることはこれからますます増えていくのではないでしょうか。ますます紙の使用量は減っていきそうです。

 ソフトバンクはiPadを使ってペースレスを実行し、情報端末としてiPadを活用しています。その結果、2011年度の1人当たりの営業利益は

NTTグループが390万円
KDDIグループが1050万円
ソフトバンクグループは2574万円


といういわれると、世の中の流れがペーパーレスに向かうことはかなり高い確率ではないでしょうか。ソフトバンクの営業利益が高いのは、iPadによるペーパーレスが最大要因だと思いませんが、これからも孫社長のアナウンスは続くので、世間をリードすることは間違いないでしょう。

 iPadをビジネスで使うということは、紙をなくすということより、あまたの情報から必要な情報を適切に引き出すツールになるのかどうかということでしょう。少なくとも携帯性という点ではiPadは優れていて、店頭ツールだけでなく、営業ツールとして定着していきそうです。例えば救急車のように、いままでノート型コンピュータを持ち運べなかったさまざまな「現場」にもiPadは導入されていくでしょう。

 iBooks Authorは手軽に扱えるオーサリングツールであり、コンテンツ作成のハードルは極めて低いソフトです。iPadを実際のビジネスの現場で使ってみるとき、これほど取り組みやすいものはありません。印刷物を作成したら、ついでにiBooks Author版も作成して提案するのも、一つの営業手法ではないでしょうか。



◆基礎から学ぶiBooks Authorの作成と配信[インクナブラのiPhone、iPadのiOS電子書籍セミナー]
〜iBooks Author 1.0.1でするウィジェット、段落設定から目次構成まで〜
http://bit.ly/MeW9LI




◆オフィスシード
http://www.office-seed.jp

◆孫社長、iPadによる情報武装で「ワークスタイルが変わる」[CNET]
http://bit.ly/MkAhs0

◆「iPad」導入で救急搬送が1分短縮- 佐賀発、全国へ [CBニュース]
http://bit.ly/NpMYSB


 


posted by @jink0222 at 17:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | iBooks Author | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック