2014年10月16日

iOS 8、Xcode 5.1.1でSakuttoBookを申請する

 iPhone 6およびiPhone 6 Plusが登場し、iOSのバージョンは8にアップデートした。SakuttoBookでそのまま申請可能かどうかは、やってみなければわからない。本棚アプリの一つをアップデートして審査が通るかどうかを調べてみた。申請は「岡本綺堂 大全」にコンテンツを追加して調べてみた。結論からというと、少し設定を追加するだけでアップロードはできて、申請は通った


 iOS 8になって、Xcodeのバージョンは5.1.1となった。Mountain LionではXcode 5.1.1を使って申請できる。Xcode 6がリリースされているが、こちらはMavericks以降でしか動作しない。今回はXcode 6ではなく、5.1.1で申請した。古い環境でも申請が可能かどうか確認したいからである。

 SakuttoBookはアプリ内コンテンツとサーバコンテンツの両方を扱っているので、サーバでアプリ内課金しているコンテンツのダウンロード確認も必要だった。そこでコンテンツ数が多くない「岡本綺堂 大全」に内部コンテンツを追加してアップデートしたのである。まずはPDFを追加してプロダクツリストを増やすだけで申請してみた。

 ところがArchiveでValidateすると

Missing plist key.The Info.plist file is missing the required key.

というアラートが表示されてしまった。どうやらInfo.plistに問題があるらしい。

20141016-001.gif
*そのまま申請しようとしてValidateすると表示されるエラー。

 いろいと調べていくと、アプリのバージョンが2種類あり、両方を設定しなければならないらしい。いままではInfo.plistで

Bundle version

を指定すれば良かったが、「Bundle version」で指定したバージョンナンバーは「Build」に設定されて、「Version」は未指定のままになってしまう。「Version」を指定しなければならないのだ。「Version」はTRAGETのGeneralで入力する。

20141016-003.gif

*空白になっているのでTRAGETのGeneralで「Version」を指定する。

◆【Xcode】アプリをSubmitする時のエラーを解消する。

 いままでは「Version」を指定しなくても審査は通ったと思うが、「Version」の指定が必須になった。アプリのバージョンとビルドを別々に指定するためだろう。TRAGETのGeneralで「Version」を指定すると、「Bundle versions string, short」というkeyが追加される。これで申請は可能になった。

20141016-002.gif
*「Version」を指定するとValidateはsubmitされた。

 過去のiOSのアップデートではアイコンファイルを手動で追加したり、ローンチ画像が必要となったりした。前回もアプリ内課金を使う場合はStoreKit.frameworkの追加が必要となった。しかし今回はXcodeのプログラム改変しなければならないものはなかった。いくつか設定を追加するだけ以前のコードはそのまま使えたのである。

 かつてはXcodeはブログラマに高度なスキルを要求していたが、最近のバージョンアップでは以前のバージョンとの互換性を考慮して、新しい機能が追加されていもそれを必須とはしていない。申請時にiTunes ConnectでiPhone 6とiPhone 6 Plusのスクリーンショットは不可欠かというと、なくても申請は可能だし審査も通る。全体的にiOSの開発者は少なくなっているのではないかと思われる。

 あと、Xcode 5.1.1でSakuttoBookを開くとステータスバーが常時表示されてしまった。それは下記のページを参照させていただたいた。TRAGETのGeneralで「Hide during application launch」をチェックして、Info.plistで「View controller-based status bar appearance」を設定して「No」にする。それでアプリ内では非表示となった。


◆【Xcode】アプリをSubmitする時のエラーを解消する。


 Xcodeは書けないがあなたかiOSでアプリをリリースしたいのであれば、SakuttoBookはまだしぶとく生き残っている。PDFで作成したコンテンツを5つ以上用意すれば、アプリを申請することは可能である。なおSakuttoBook 3.1.0をお持ちであれば、上記の設定を追加することで、そのままお使いいただける。是非お試しいただきたい。


◆岡本綺堂 大全[iTunesプレビュー]


◆SakuttoBook(サクッとブック)でiPhoneアプリを作る方法




posted by @jink0222 at 12:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | SakuttoBook日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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